びるこブログ

ビールを愛する病院薬剤師。伝えたいのは医療のこと、トレーニングのこと、健康について考えること。

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病院薬剤師の年収

初ブログ投稿です。

初めまして、病院薬剤師として都内で働いているびること申します。32歳です。

ビールを愛しています。

 

ブログを始めようと思ったのは

論語と算盤」渋沢栄一

を読んだからなのですが、その事はまた後日。

 

最初のテーマは、ずばり

病院薬剤師の年収

です。

 

病院って薬剤師の就職先として人気がないのです。

きついし、大変だし、加えて他の薬剤師業務と比べて給料が安い。

 

先日過去の源泉徴収票が出てきて見てみたら、初年度年収のあまりの安さに驚愕したのでシェアしようと思いました。

 

私は6年制薬学部を卒業後、大学病院に就職しました。

 

私の初年度の給料はなんと

 

2.717.904円

 

これ、諸々引かれる前です。

薬局や製薬企業の薬剤師と比較したら最安だと思われます。

 

薬剤師になるために払った学費の総額1300万円を知ってますか? と言いたくなります。

私立大だったので本当に両親には感謝しかないですが、私は成績優秀者で全額ではないですが学費免除があり少しだけ親孝行しました。

 

病院薬剤師は新人の1年間が鬼のようにキツいのです。

先輩達より朝早く行って調剤室の準備、少し慣れてきたと思ったら当直始まる、病棟業務も始まる、残業多くて帰れない、有給休暇取れない、などなど。

 

そんな誰よりも頑張っている1年目の薬剤師にこの給料は鬼です。

特別ボーナスあげたいくらいです。

院長! この子達の頑張りを見て! 

と言いたいです。

 

2年目からは後輩が入ってくるし、仕事にも慣れて楽になります。

見返したらお給料も上がってました。

 

そこからはほっといても上がるので心配いりません。

 

でもね、最初辛いし給料安いから病院薬剤師なんてならない方が良いよって言いたくないんです。

就職を迷っている薬学部生さんが読んでいたとしたら、全力で最初は病院勤務をお勧めします!

こんな安い給料、なんてことないってくらい成長せざるを得ない環境に身を置けます。

 

あとから幅広い知識を身につけることはかなり大変、そもそも通常業務も当直もめちゃくちゃ体力いるから若い時しか厳しい。

新卒のみや卒後何年までと制限をかけて採用を取る病院もあるため、働きたくなった年齢で採用して貰えない可能性もあります。

 

卒後病院研修の義務化も協議されている昨今ですが、

アイドルになるなら10代で! 

と同じくらい

病院薬剤師やるなら若いうちに! です。

 

私は5年間大学病院で勤めて、今は規模の小さい病院に転職したのですが院内で起こる問題は大抵経験済みなので、役に立てていると思っています。

転職する時、選択肢が広がるなーというのが病院をお勧めする1番の理由です。

 

薬学部での6年間より病院での1年間の方が勉強になるのです。

それだけ患者さんから学ぶこと、医師や看護師、栄養士などから学ぶこと、自分の失敗から学ぶことは多いです。

 

知識や経験は最大の財産。

同じところで長く勤めるより、多くの職場を経験して対応力を上げている人の方が価値が高いとされている昨今だからこそ、最初は歯を食いしばってでも働いて学んでほしいと思います。

 

ほんとに辛い時は逃げていいけどね。

 

私が就職先を迷っていた時に先輩達から

「病院楽しいよ!」

と言われてましたが、これは人手不足解消のための罠です。笑

楽しくはない! 大変!

 

入職してすぐは楽しいよ、とか言ってた先輩を恨みました。

でも、乗り越えた今は楽しくはないけど選んで欲しい道だとハッキリわかります。

 

みんなが通りたがる道に落ちてるものを拾っても、自分の価値は上がらない可能性が高い。

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出典:羽海野チカ3月のライオン」より

 

みんなが通りたがらない道にこそ、本当に自分の財産になるものがある!

変な道通ってきたからこそ、体力ついてるし、どんな道にも対応できるようになる。

 

 

読んでいただきありがとうございました。